中小企業診断士と聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか?
補助金の申請? 経営計画の策定? それとも、なんでも屋でしょうか?
私、二宮裕一郎の仕事は、そのどれでもあり、どれでもありません。
私の本質は、「経営という複雑な現象を、構造的に分解して、本当の課題を見つけ出すこと」にあります。
なぜ、二宮に頼むと"その先"が変わるのでしょうか。
私が他の診断士と決定的に違うのは、化学研究とプラント設計という理系キャリアで鍛え抜かれた「分解力」を経営に持ち込んでいるところだ。
大学院では有機化学の研究に没頭し、世界的なプラントエンジニアリング企業では石油精製プラントのパイプライン設計やシミュレーションを手がけた。流体力学の計算、温度と圧力の最適化、工程全体の設計――。
この「複雑なシステムを要素に分解し、最適解を導く」という思考回路が、そのまま彼の経営支援のスタイルになっている。
世の中の現象って、基本的に科学で分解できるんです。
経営も同じで、構造的に考えて分解すれば、
「ここがこう効いてるから、ここを変えましょう」という話ができる。
「補助金が通ればいい」では終わらせない。
あるビューティーサロンの補助金支援を手がけた時のこと。
クライアントには「こうしたい」という希望がありました。確かに、補助金を通すことだけが目的なら、その希望通りに進めるのが"正解"だったかもしれません。
しかし二宮は、現場まで足を運び、経営全体を見た上で別の提案をしました。
「補助金は通るかもしれない。でも、経営としてはこちらの選択が正しい」
最初は抵抗されました。当然でしょう。しかし私は粘り強く対話を続け、クライアントを説得しました。結果、補助金は採択。そしてそれ以上に大きかったのは、後日クライアントから届いた言葉でした。
「あの時の提案、補助金のためだけなら自分の案でもよかった。でも後々考えたら、やっぱり二宮さんの選択の方が経営的には正しかった」
この一件以来、そのクライアントからは複数の案件を継続して任されています。
「言いにくいこと」を言えるのは、自分もリスクを取っているから
私がクライアントに対して遠慮なく本音を伝えられる理由があります。
私自身が、EC事業の経営者でもあるから。
アウトドア用ライトなどの物販ECを自ら運営し、仕入れ・販売・顧客対応のすべてを自分で回しています。お客様からは「こんな丁寧な対応をしてくれるところは他にない」「また次も買いたい」という声が届きます。
つまり私は、コンサルタントとして助言する側であると同時に、自分自身も毎日リスクを取って商売をしている当事者なのです。
「こうすべきです」ではなく、「自分もやっているからこそ、こう思う」。
その言葉の重みが、クライアントとの信頼を生んでいるのだと思います。
二宮裕一郎の3つの武器
① 理系の分解力 ― 経営の"なぜ"を構造で解き明かす
化学研究で培った「仮説→検証→分解」のプロセスを、そのまま経営課題の分析に応用。感覚や慣習ではなく、事実と構造に基づいた提案ができます。
② EC事業者としての実践知 ― 机上の空論ゼロ
自らECサイトを運営し、マーケティング・物流・顧客対応を日々実行中。「やったことがある人」にしか出せないリアルなアドバイスを届けています。
③ 資金調達の設計力 ― 補助金・融資を「経営戦略」に変える
補助金申請を単なる書類仕事にしません。事業計画と一体化させることで、資金調達そのものを経営の成長エンジンに変えています。
こんな方は、ぜひ私に相談してみてほしい
ECを始めたい、または伸び悩んでいる中小企業の経営者
補助金を「取って終わり」ではなく、経営の武器にしたい方
自社の課題が何なのか、モヤモヤしているが言語化できない方
「何でも屋」ではなく、本質を一緒に考えてくれるパートナーが欲しい方
日本の技術を、経営の力で次世代へ
私が見据えるのは、中小企業の事業承継という大きなテーマです。
日本の企業の99.7%を占める中小企業。その中には、世界に誇れる技術を持ちながら、後継者不在で消えていく会社が無数にあります。
「日本の技術を絶やさない」
これが私の、すべての仕事の根底にある信念です。
EC支援も、補助金も、経営コンサルティングも、すべてはこのビジョンに向かう途中の道。いずれは自ら事業を承継し、技術を持つ中小企業の経営者として、日本のものづくりを次の世代へ繋いでいきたい。
33歳。その挑戦は、まだ始まったばかりです。
「お前には感情がない」と言われた理系人間が、中小企業の社長に憧れた理由
漠然とした「かっこいい」だけがありました。
正直に言うと、大学の時は何も考えてなかったんです。
化学がまあまあ得意で、成績もそこそこ良かった。 だからそのまま理系に進んで、大学院では有機化学の研究をやっていました。
毎日フラスコを振って、新しい化合物を合成して。 でも、うまくいかないのが基本なんですよね、研究って。 「これを一生仕事にするのはちょっとしんどいな」 そんなことを思いながらも、じゃあ何がやりたいのかと聞かれると、答えることができませんでした。
ただ、1つだけ漠然とあったのが、 「経営者って、なんかかっこいいな」 という気持ちでした。
でも、ただそれだけです。
何をやったらお金をもらえるのかも分かってないし、 ビジネスの「ビ」の字も知りません。 研究室の仲間に「君が起業するなら僕も入るよ」なんて言ってもらったこともあったけど、 「いや、化学の分野で起業ってビジョンが見えなさすぎるわ」って笑って流してました。
憧れだけあって、自信も、アイデアも、何もなかった。 それが当時の僕です。
3年働いて気づいた「歯車」の感覚
就職したのは、プラントエンジニアリングの大手企業でした。
石油精製プラントのパイプライン設計とか、 流体のシミュレーションとか、理系の知識を使える仕事で、 チャレンジもさせてもらえる、いい会社だったと思います。
チームでめちゃくちゃ大きなプラントを作り上げる一体感もありました。 やりがいがなかったわけじゃありません。
ただ、ずっと心のどこかで引っかかってたんです。
「自分はこの巨大なプロジェクトの、パーツの1つだな」って。
よく言えばチームワーク。 でも裏を返せば、自分が関われるのは本当に一部だけ。 しかも、ふと10年後、20年後を想像した時に、 目の前にいる上司の姿が、そのまま自分の未来に重なったんですよね。
「この姿で、自分は本当に満足できるかな」
そう考えた時に、完全に後悔しないとは言いきれませんでした。
それがすごく引っかかりました。
ボーナス全額を、自分にぶち込んだ。
そんなモヤモヤを抱えたまま、2020年。コロナが始まりました。 僕は新卒2年目に入る直前でした。
会社の中でいろいろチャレンジはさせてもらってたけど、 なんかこう、チャレンジしきれてる感がありませんでした。 自分がリスクを取ってやってないから、本気でチャレンジしてる感覚がないのです。
その熱意を外に向けよう。そう思いました。
いろいろ調べる中で知ったのが、「中小企業診断士」という資格でした。 中小企業の社長をサポートする仕事がある。 しかも、あの「漠然としたかっこいい」の正体に近づけるかもしれません。
ちょうどその時、1年分の初任給ボーナスが入ったタイミングで。 「もう、このお金全部ぶち込んじゃえ」 って。
冷静に考えたら結構な額ですよ。 でも、迷いませんでした。 コロナで外にも出れないし、がっつり勉強するにはちょうどいい。 そう自分に言い聞かせて、資格取得の費用に全額突っ込みました。
「自分の力でお金をもらえた」という小さな自信
資格を取って、副業として少しずつ仕事を受けるようになりました。
最初は、先輩の診断士から回してもらった仕事です。 厳密に言えば、中小企業の社長から直接依頼されたわけではありませんでした。
でも、そこで初めて気づいたんです。
自分という人間に対して仕事を依頼してくれる人がいて、 そこから報酬をいただいている。
「あ、こういう感じで自分の力でお金をもらえるんだ」
この感覚が、正直めちゃくちゃ大きかったと思います。
大学の時にはなかった自信。
会社にいるだけでは絶対に得られなかった自信。
小さな成功体験の積み重ねが、 「最悪、会社を辞めても食いっぱぐれることはないな」 という確信に変わっていきました。
副業の時間でこれだけ稼げるなら、 100%の時間を使えばもう少し伸びるよな、と。
それが、独立を決めた瞬間でした。
安定を捨てることが、怖くなかったわけじゃない
周りからしたら、大手企業を3年で辞めるって、 結構思い切った選択に見えたと思います。
でも私の中では、「安定」に魅力を感じなくなっていた。
安定思考でやっていくのも悪くないとは思う。 ただ、自分はそれに対してあんまり魅力を感じなかった。
それよりも、 中小企業の社長たちがリスクを取って、自分の責任で物事を動かしてる姿の方が、 ずっと心が動いたんです。
日本の99.7%は中小企業だって知ってましたか?
大企業が表面を支えてるように見えるけど、 実はその裏側で、何万人という中小企業の社長が リスクを取りながら日本の産業を支えてる。
表には見えない、黒子のかっこよさ。
大学の時に抱いていた「かっこいい」の正体が、やっと分かった気がしました。 それは「リスクを取って、チャレンジし続けている人」のことだったんです。
「合理的じゃない選択」を許せなかった自分
独立してから、一番苦労したのは、実はスキルの話じゃなかったのです。
人との向き合い方でした。
会社員時代の僕は、かなり合理主義だったと思います。 10分の空き時間があったら、その10分でできる雑務を詰め込んで、 パツンと終わらせたい。 それが一番効率がいいんだから、当然そうするでしょ、と。
でも人間って、そんな単純じゃないんですよね。
その10分を休憩に使いたい人もいるし、 ダラダラしたい人もいる。 自分と同じ選択をしない人に対して、 「なんでそっちを選ぶの?」 ってストレスを感じてた時期がありました。
大学院時代には「お前には感情がないな」って言われてましたし、 自分でも感情の起伏が薄い自覚はあった。
事実は事実。出来事は出来事。 なのに、なんでそこに感情を絡めるんだろう? って、 本気で理解できなかった時期があったんです。
変わったのは、「正しくない選択」を受け入れられた時
独立して、外注さんやクライアントといろんな人と仕事をするようになって、 少しずつ変わっていきました。
自分が思うように動いてもらえないことは、しょっちゅうある。 その度に目くじら立てても、お互いの生産性が落ちるだけだって気づいた。
「あ、それはそういう考え方もあるよね」
この一言が、自然に出るようになったのが、自分の中では大きかったです。
自分にはない視点を持ってる人がいる。 自分の選択が唯一の正解じゃない。 それを頭だけじゃなく、ちゃんと腹落ちして理解できるようになった。
今振り返ると、この変化がなかったら、 たぶんコンサルタントとしてはやっていけなかったと思います。
クライアントに「それは経営的には正しくないですよ」って言えるのと、 クライアントの考え方そのものを否定するのは、まったく別の話で。
事実と構造で課題を示しながらも、相手の選択を尊重する。
その両立ができるようになったのは、 正直、苦しんだからこそだと思ってます。
日本の技術を、次のバトンに繋ぎたい
今、僕がやっていることは3つあります。
自分のEC事業。 クライアント企業のEC支援や補助金のサポート。 そして、京都の企業の新規事業立ち上げ支援。
でも、これらは全部、最終的に僕がたどり着きたい場所への途中経過です。
僕が本当にやりたいのは、中小企業の事業承継です。
技術はあるのに、後継者がいない。 製品は素晴らしいのに、売り方が分からない。 そんな会社が、この日本にはたくさんある。
特に関西には、従業員2〜3人の町工場で、 びっくりするような技術を持ってるおっちゃんたちがいる。 普通のおじいちゃんに見えるのに、 話を聞いたらとんでもない技術を持ってたりする。
でも、営業はめっちゃ下手くそだったりするんですよ。
そういう会社を見つけて、まずは小さな規模から事業を承継して、 軌道に乗せて、次の人にバトンを渡す。 そしたら今度はもう少し大きな規模に挑戦する。
そうやってどんどんスケールアップしながら、 いろんな業界の経営を体験していきたい。
「日本の技術を、絶やさない」
これは僕の中で、1つのミッションとして ずっと持ち続けていきたいことです。
AIの時代で世の中は大きく変わっていくけど、 中小企業の社長っていうのは、AIに代替されない部分がかなり大きい。
だからこそ、その価値を守りたいし、 自分自身がその当事者になりたい。
33歳。まだまだこれからです。 今はまだ途中だけど、1つずつ階段を上がっていきます。
ここまで読んでくれた あなたへ
もし今、「何かが違う」と感じているなら
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
僕の話を読んで、 もしかしたら「自分と似てるな」と思った方もいるかもしれません。
今の仕事に不満があるわけじゃないけど、 なんとなくこのままでいいのか分からない。
チャレンジしたい気持ちはあるけど、 何をすればいいのか具体的には見えてない。
周りに相談しても、 「今のままでいいじゃん」「安定してるんだから」と言われて、 余計にモヤモヤする。
僕も数年前、まったく同じ場所にいました。
「何が課題なのか分からない」が、一番しんどい
経営者の方と話していて感じるのは、 課題がはっきりしている人は、実はそこまで困ってないということです。
「売上が落ちてる」「人が足りない」「資金が回らない」 これらは大変だけど、少なくとも問題が見えてる。 見えてるなら、対策も立てられます。
一番しんどいのは、 「なんかうまくいってない気がするけど、何が原因か分からない」 という状態。
数字を見ても、どこに手を打てばいいのかピンとこない。
いろいろやってみてるけど、それが正しいのかも分からない。
誰かに聞きたいけど、何を聞けばいいのかすら言葉にできない。
もしこの感覚に心当たりがあるなら、 それは能力の問題じゃなくて、分解の仕方を知らないだけかもしれません。
「正解」を教えるんじゃなく、一緒に分解したい
私がやりたいのは、上から「こうしなさい」と指示することじゃないのです。
経営の課題って、1つの要素だけで起きてることはほとんどなくて、 いくつもの要素が絡み合って「なんかうまくいかない」になってる。
それを1つずつ分解して、 「ここがこう効いてるから、まずここを変えてみませんか」 という話を一緒にしたい。
私には「こうすれば絶対うまくいきます」とは言えません。 そんな魔法みたいな答えは、たぶん誰も持ってないはずです。
ただ、一緒に構造を整理して、 「じゃあ次はこれを試してみよう」と思える状態にすることはできます。
特にこんな方と、一緒に考えたい
ECを始めたい、でも何から手をつけていいか分からない方。
私自身がEC事業を毎日回してるので、 教科書に載ってないリアルな話ができます。 「これ、実際やってみたらこうなるよ」っていう温度感の話です。
補助金を取った、でもその先が見えない方。
補助金って取って終わりじゃないんですよね。 そこで作った計画を、どうやって日々の経営に落とし込むか。 むしろ取った後の方が大事だったりする。 そこまで一緒に伴走できるのが、私の強みだと思ってます。
技術や製品には自信がある。でも、売り方が分からない方。
これ、本当に多いんです。 ものすごい技術を持ってるのに、 それを世の中に届ける方法が分からなくて埋もれてしまってる会社。 私はそういう会社こそ、一番もったいないと思ってる。
このまま会社を続けていけるのか、漠然と不安な方。
事業承継とか、後継者問題とか、 まだ先の話だと思ってるかもしれない。 でも、「いつか考えよう」のまま10年経ってしまうケースを 私はたくさん見てきました。 早い段階で一度、整理しておくだけでも全然違います。
完璧じゃないから、一緒に考えられる
正直に言うと、私はまだ33歳で、経験の量で言えば ベテランの先生方にはかなわない部分もあります。
でも、自分自身がまさに今、事業をやっている最中の人間です。
クライアントさんが感じてる不安や焦りは、 僕も同じように日々感じてる。 「こうすればうまくいくよ」と上から言うんじゃなくて、 同じ地面に立って、一緒に考えられるのは、 今の私だからこその価値だと思ってます。
僕が目指してるのは、 クライアントの「仲間」として一緒にプロジェクトをやっていくこと。
お金を払ってるんだからやって当然、じゃなくて、 「一緒にやってくれてありがとう」と思い合えるような関係。
実際に今、そういう関係を築けているクライアントさんがいて、 その方たちとの仕事が一番いい結果を出せてます。
まずは、話してみませんか
大げさな相談じゃなくていいんです。
「うちのEC、これでいいのかな」
「補助金って、うちでも使えるの?」
「なんかモヤモヤしてるんだけど、何が問題か分からない」
そんな一言で十分です。
私にできるのは、その一言を糸口にして、 一緒に分解して、次の一手を見つけること。
もし少しでも「話してみようかな」と思ったら、 気軽に声をかけてください。
難しい話はいらないです。 まずはお互いの話を聞くところから始めましょう。